そう、「赤青覇道」はくそやばい。


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目次

(0)はじめに

(1)環境読み

(2)構築について

(3)各対面のプレイング 

(4)おわりに

 

(0)はじめに

先日行われた黒崎CSで握り、11-1で優勝した赤青覇道の解説記事です。

Twitterでいくつか質問をもらったので自己満足半分、文字に纏めたいと思いフリック入力しています。

原案の提供、意見交換に携わってくれた8時50分、スライ無くん、ぐってぃさん改めてありがとうございました。

 

(1)環境読み

今回魔道具、赤単轟轟轟、ジョーカーズが多いと踏んでその対面に有利がつき、高いカードパワーで押し切れるところを評価して赤青覇道を持ち込みました。白零サッヴァークは切ってました。

 

実際のCSでの分布です。

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有利対面がトップ3を占めていてデッキ選択が正しかったことを裏付けています。

 

Q、GP優勝の白零サッヴァークを環境読みの段階から切ってよかったのか?

 

これはデュエマの環境というよりもここ最近のCSのあり方を元に切りました。

いま関東関西のみならず全国的に毎週CSが行われるようになり、更には殿堂構築と2ブロック構築と2つのレギュレーションにも分れています。

殿堂環境でも使える魔道具、ジョラゴン、轟轟轟は選ばれやすく、2ブロックでしか使われずプレイ難易度が高い白零のプレイを短い時間で詰めて持ち込む人は少ないと思い環境読みの段階で切りました。

 

(2)構築について

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オボロカゲロウ

元々ミノミーだった枠。2cで全てのカードにアクセスできゲームプランを明確にしてくれます。

ミノミーとの差別化できるオボロカゲロウのメリットとして

・生物も拾ってこれる

・ハンドを減らせる

 

このデッキを触り始めた頃はミノミーだったのですが、呪文を回収できないシーンや、フレアはあるのに覇道を持ってこれないために走れなかったりとデメリットの方が目に付きました。

そんな時に発売されたミステリーパック。意見交換していた関西勢からオボロカゲロウの案を。

実際にオボロカゲロウで回してみると前に比べ覇道で走れるゲームが増え、覇道プランがとれなくても轟轟轟プランがとれるようになり勝ち筋が広がりました。

赤単轟轟轟対面では確実に3t目に覇道で走りたいですし、魔道具、ジョーカーズにはGWDを抱えたいのでオボロカゲロウを選択しました。

 

GWD

実はCS直前までGWDとゴルドーザは3枚で残り2枠はトリガーに枠を譲っていました。

理由としてはオボロカゲロウで拾いやすくなったので最大枚数積まなくてもゲーム中2枚プレイでき、十分だと思っていたからです。

最終的にそれぞれの4枚目になったのは周りのプレイヤーからの猛プッシュがあり信じた結果でした。

CSが終わって振り返ってみると絶対にプレイしたい対面が2つもあったので4枚が正解だったなと思います。


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意見交換していたスライ無くんも同日に赤青覇道で優勝していて彼は白零サッヴァークをみていたので、使わない対面があり、なくても有利対面を落とすことがないという考えのもと2枚にまで減らしてあります。

 

どこを意識するか、練度次第で枚数が変わってくるカードだと思います。

 

ゴルドー

貯める動きも刻む動きもできるスーパーカード。4枚盾割っておくと上からこいつでリーサルがみえます。フレアで出して顔詰めながらボード壊したりします。最新弾の集めとけカードです。

 

オクトーパ

白零サッヴァークに対して強いカードです。除去できないカリバーやサッヴァークへの唯一の解答。

今回白零サッヴァークは切っていたのでぼくは不採用、意識していたスライ無くんは4枚採用でした。

これもメタカードなので環境読み次第で枚数が変わってくるカードで不採用か4枚採用かの2択だと思ってます。

 

(3)各対面のプレイング

 

ジョーカーズ

GWD、フレアゴルドーザでボードを壊しながら詰めて、トリガーで返されることを考慮し、返しのターンでジョラゴンがでないタイミングでのフレア覇道がベストです。

最近はバイナラドアの採用も増えているので覇道プランへの過信は禁物です。

オニカマスを立てておくことでスロットンからの横並びを牽制できるので、最悪盾さえなくしておけばトリガー1枚で勝てます。

 

魔道具

環境で1番勝率が高い対面です。

モルガラで詰めて除去されたら返しにフレア覇道で走るプランを狙います。フレア覇道が必ず通るのでEXターンでのリーサルが見えてるのであれば走ります。ここでリーサルがないのに走ってしまうとトリガードゥグラス1枚で簡単に返されてしまうので雑にプレイしないこと。

相手のマナと墓地をみてラビリピトでのメガハンデスがされるかを考えながらプレイするとある程度ハンドを溜め込むことができます。

 

赤単轟轟轟

最近は3t目に1、1、罰怒プランをとってくることが多いのでこちらも3t目にフレア覇道を狙っていきます。

フレア覇道が必ず通るので、後続で殴る時にハードラックのケアだけ考えます。

 

シータ覇道

オニカマスで相手がフレア覇道出来なくなるのでゴルドーザ、轟轟轟で詰めます。

こちらのフレア覇道に対してはトリガーでの解答が多い(父なる大地、吸い込む、クロック)ので基本しません。

轟轟轟、ゴルドーザの呪文面でチェンジザを焼けることは覚えてきましょう。

 

赤青覇道

ミラーでもシータ覇道同様オニカマスを立てるとフレア覇道できず、トリガーでの解答が多いのでこちらもフレア覇道せず、ゴルドーザ、轟轟轟で打点を作っていきます。

オクトーパの採用不採用で差が出る対面です。

 

白零サッヴァーク

環境で1番勝率が低い対面です。

2t目にオニカマスをプレイ出来るかが重要で、プレイできたら紋章を割っていきます。

横にほかの生物をたててしまうと魂穿ツの的になってしまうのでオニカマスだけで殴ります。

サッヴァークDG効果でのカリバー着地が負け筋でそれ以外はフレア覇道も通るので紋章の枚数に気をつけてプランをたてましょう。

 

 

(4)おわりに

GP7thの2日前、京都に前乗りして参加した京都CSではGPで握る予定の魔道具で出場したのですが、思っていたより多かった赤単轟轟轟、想像とは違った白零サッヴァークの構築、圧倒的母数。そんな中母数2ながら優勝と3位に輝いた赤青覇道にとても惹かれました。GPでは結局魔道具を握ったのですが、赤青覇道を握りたくて仕方なかったのが本心でした。

初のGPはとても濃く、刺激をたくさん貰い自分にとって大きくプラスになったと思います。

これからまた慢心せず、楽しむ心を忘れずにトッププレイヤーを目指していこうと思います。

 

拙いながらも最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

P.S. 12月には@ほ〜む熊本店様主催でCSが3回も行われます。ヘッドジャッジとして運営サイドで盛り上げていきますので、皆様の参加をお待ちしています。

 

ではまた

 

fin.